胃癌
一部の早期癌に対しては、当院消化器内科で内視鏡的切除を行っています。内視鏡切除的治療が困難な早期癌~切除可能な進行癌に対して外科的治療(手術)を行っています。必要に応じて化学療法(抗癌剤)を併用することがあります。
大腸癌
一部の早期癌に対しては内視鏡的切除、より進行した大腸癌に対しては手術による大腸切除術を行っています。手術は回復手術、腹腔鏡手術を病状に合わせて選択します。必要に応じて化学療法(抗癌剤)を併用することがあります。

胆石症・総胆管結石症
胆石症では多くの場合、腹腔鏡手術で胆嚢摘出を行います。
総胆管結石症では、可能であれば当院消化器内科で内視鏡的に結石除去を行いますが、内視鏡的に結石除去が出来ない場合は手術が必要です。
鼠径ヘルニア
腰椎麻酔下にヘルニア修復手術を行います。現在、プラグ・メッシュ法という人工の膜で腹壁を補強する方法を中心に行っています。
内痔核
【症状】 脱肛、出血のいずれか、もしくは両方をみることがあります。
【治療】 症状に合わせて薬物療法、輪ゴム結紮療法、ジオン硬化療法、痔核切除術を選択します。
薬物療法:軟膏や便通をコントロールする内服薬によって症状の緩和を図ります。
輪ゴム結紮療法:痔核を輪ゴムで縛ります。2週間前後で輪ゴムと一緒に痔核が脱落し、縮小します。(外来で可能)
ジオン硬化療法:痔核に薬剤を注入し、硬化・縮小を図ります。(1泊2日から2泊3日の入院が必要です。)
痔核切除術:腰椎麻酔下に痔核切除を行います。(3日から1週間の入院が必要です。)

血栓性外痔核
【症状】 急な肛門の縁の腫れ、痛み。出血を伴うこともあります。
【治療】 症状に合わせて薬物療法、外科的処置を選択します。
薬物療法:症状にあわせて軟膏や鎮痛剤を用います。
外科的処置:痛みがひどい場合は局所麻酔下に血栓(血まめ)を除去します。
裂肛
【症状】 排便時の痛み、出血。慢性化すると肛門が狭くなり、排便困難になることがあります。
【治療】 症状に合わせて薬物療法、手術療法を選択します。
薬物療法:軟膏、鎮痛剤、肛門の緊張をほぐす軟膏などを用います。便の硬い方は便を軟らかくする内服薬をお勧めします。
手術療法:慢性裂肛で肛門狭窄を伴う場合は肛門拡張術(内肛門括約筋部分切除術、皮膚弁移動術)が必要なことがあります。
肛門周囲膿瘍・痔瘻
【症状】 肛門痛、肛門近傍の熱感・腫脹、排膿。30~50歳代の男性に多いとされます。
【治療】 肛門腺から入ってきた細菌が肛門周囲に感染巣を形成し、膿瘍を作ったものを肛門周囲膿瘍といいます。また、肛門周囲潰瘍が排膿されて瘻孔を形成したものを痔瘻といいます。肛門周囲膿瘍は切開排膿のみで治癒できるものもありますが、痔瘻は原則的に根治手術※が必要です。
※開放術式(lay open):最も基本的な術式で再発が少ない。ただし肛門括約筋を切開するため、部位によっては変形や便漏れを起こしやすく、後方の浅い痔瘻以外には用いにくい。
括約筋温存術式(coring out):瘻管をくり抜き、肛門括約筋の切開を最小限に留める術式。ただし開放術式に比べ、再発率が高い。









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